ガラスはあらゆるパーツで使用されている

ガラスは、工芸ガラスと工業ガラスの二つに大きく分けられる。

工芸ガラスはグラスやガラスボウル等の日用品、花瓶、ランプシェード、ステンドグラス等、繊細なガラス細工がメインになる。

工業ガラスは板ガラスを中心にした産業用ガラスだ。
窓ガラスの他に、自動車・電車・飛行機・船舶等のガラスや、液晶テレビやパソコン・タブレット・スマートホン等のディスプレイ用ガラス、光ファイバー、マイクロレンズ、蛍光灯用ガラス、太陽子パネル用ガラス等がある。大きなガラスがほとんどであるが、ガラス瓶やシンプルなグラス、ガラスボウル、電球等小さな日用品も含まれる。
こんなところにも? なんて驚くようなパーツにもガラスはある。家電の部品にもたくさんのガラスが混ざっているのだ。
つまり、身の回りにガラスがないと生活できないほど、ガラスは生活になくてはならないものだ。

省エネや環境を意識した高性能ガラスの開発も進んでいる。
窓ガラスで浸透し始めた複層ガラス「エコガラス」を中心に、都心では欠かせない網のない防火ガラス(耐熱強化ガラス)、頑丈な防犯ガラスがじわじわと広がりを見せはじめた。また、厚みのある合わせガラスを薄くすることで、自動車用ガラスも高機能ガラスが搭載可能になりつつある。
(実際に、現在日産からUVカット断熱グリーンガラスを使用した軽自動車が販売され、売れ行きは好調のようだ。軽自動車であるため、税金が上がる前の駆け込み購入が多いのかもしれない)

エコや省エネ等環境へ配慮する意識にも後押しされ、ガラス産業は発展している。

また、ガラスが破損したときの交換の際に、高機能ガラスを選ぶご家庭も増え始めている。
もともと新築やリフォーム、増改築時に、古くなった窓をサッシごと取り換える流れができつつあったが、防犯のためや、それをきっかけにリフォームへと踏み切るご家庭もあるようだ。ただの窓、ただの板ガラスでは満足できなくなっているのだ。
(ガラス交換・リフォームはガラス屋さんやガラス修理業者さん等に頼める)

経済について疎いのだが、日本のガラス産業について調べてみた。

東京・大阪のガラス修理交換業者